聞こえの変化を知る

加齢性難聴とは?年齢とともに変わる聞こえと、家族ができること

制作・編集:株式会社カクシン公開・情報確認日:

まず、お伝えしたいこと

加齢性難聴は、年齢に伴う内耳や神経の働きの変化などにより、徐々に聞こえにくくなる状態です。両耳に起こることが多く、本人も気づきにくい場合があります。年齢とともに起こりやすくなる変化です。聞こえ方に合った支えを選びながら、会話を楽しむ方法を考えていきましょう。

参考:NIDCD(米国国立聴覚・伝達障害研究所):Age-Related Hearing Loss

01

なぜ、声の大きさだけでは解決しないのでしょうか?

加齢による聞こえの変化では、高い音が聞こえにくくなることがあります。音が小さく感じられるだけでなく、似た音を区別しづらく、言葉がはっきりしないこともあります。

「聞こえた?」という問いにうなずいていても、内容まで伝わったとは限りません。聞き返しを、関心がない、話を聞く気がないと受け取らないことが大切です。

参考:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会:難聴について日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会:高齢者とのコミュニケーションに苦労していませんか?

02

暮らしでは、こんな変化に気づくことがあります

下の表は診断用のチェックリストではありません。ご本人と話し合い、受診時に伝える場面を整理するための例です。

聞こえにくさを話し合うための場面例
気になる場面一緒に確認すること
テレビの音量が家族と合わない音量だけでなく、せりふがわかるか
大勢での会話に入りにくい静かな場所で一対一ならどうか
返事と話の内容が食い違う日付・名前など、どこが伝わりにくいか
電話を避けるようになった顔を見られる通話や文字ならどうか

03

年齢による変化でも、支え方は選べます

加齢による難聴があっても、会話を諦める必要はありません。耳の状態を確認したうえで、話す場所、話し方、補聴器などの道具を組み合わせて考えます。

家族が先に製品を決めるより、「一番聞きたいのは誰との、どんな会話?」と聞いてみてください。病院の説明、食卓、孫との電話など、本人が大切にしたい時間を相談の出発点にできます。

  1. 気になる場面を共有

    本人が困っていることを、本人の言葉で聞く。

  2. 耳の状態を確認

    耳鼻咽喉科で原因や聴力を調べる。

  3. 暮らしで試す

    会話の工夫や道具を、使いたい場面で確かめる。

よくある質問

年を重ねると、誰でも同じように難聴になりますか?

聞こえの変化には個人差があります。同じ年齢でも状態は異なり、騒音への接触や病気なども関わります。年齢だけで判断せず、気になる変化を確認しましょう。

参考:NIDCD(米国国立聴覚・伝達障害研究所):Age-Related Hearing Loss

片耳だけ急に聞こえなくなったのも加齢ですか?

加齢と決めつけないでください。急な聞こえの低下は、突発性難聴などを早急に調べる必要があります。すぐに耳鼻咽喉科へ相談してください。

参考:NIDCD:Sudden Deafness

「ちゃんと聞いて」より、「どうすれば話しやすい?」から。

暮らしで使う道具を考える

これから、どんな会話を楽しみたいですか。

家族と食卓で話す。孫の近況を聞く。a・tellをその場面で使えるか、購入を決める前からご相談いただけます。

a・tellの窓口は製品・試聴の相談先です。耳の診断や治療は耳鼻咽喉科へご相談ください。

この情報のつくり方

運営者・出典・監修状況・更新の方針

制作・編集:株式会社カクシン(本サイト運営)。公的機関・専門学会などの公開情報をもとに、一般的な知識と暮らしでの工夫をまとめています。医師の監修を受けた記事ではなく、個別の診断・治療は医療機関でご相談ください。

一般的な医学情報と、製品の資料・販売案内は区別して掲載しています。製品の効果を一般的な医学情報から推定することはできません。記事内容のご指摘はお問い合わせ窓口へお寄せください。

参照した資料