受診・検査を考える

聴力検査では何がわかる?純音・語音検査と受診前の準備

制作・編集:株式会社カクシン公開・情報確認日:

まず、お伝えしたいこと

聴力検査では、音がどのくらい小さくても聞こえるか、言葉をどの程度聞き取れるかなどを調べます。診察や必要な検査を組み合わせて、原因や支援方法を考えます。すべての検査を全員に行うわけではありません。

参考:国立国際医療センター:耳鼻咽喉科の検査項目国立病院機構 災害医療センター:聴力検査

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検査ごとに、確認することが違います

下記は代表的な検査です。耳の中の診察や症状に応じて、医療機関が必要な検査を選びます。

耳鼻咽喉科で行う主な聞こえの検査
検査主に確認すること
純音聴力検査高さの異なる音が、どのくらい小さくても聞こえるか。気導と骨導の検査がある。
語音聴力検査言葉の聞き取り。聞かせた語音をどれだけ正確に答えられるか。
ティンパノメトリー外耳道の圧を変え、鼓膜や中耳の状態を調べる。

参考:国立国際医療センター:耳鼻咽喉科の検査項目東京女子医科大学 中央検査部:耳鼻科検査

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受診前に、四つだけメモしておく

うまく説明できるか不安な方は、次の項目を紙やスマートフォンに書いて持参すると役立ちます。ご家族が気づいたことは、ご本人の感じ方と分けて添えましょう。

  1. いつから・どちらの耳か

    突然か、徐々にか。片耳か両耳か。

  2. 一緒に起きる症状

    耳鳴り、詰まり感、痛み、めまいなど。

  3. 困る場面

    電話、会議、病院、テレビなど具体的に。

  4. 使っているもの

    お薬手帳、補聴器、過去の検査結果があれば用意する。

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検査結果を、日常の相談につなげる

純音聴力検査の結果を表す図をオージオグラムといいます。音の高さと聴力レベルの関係、左右差を確認します。読み方がわからなければ、「私の場合、どんな音が聞き取りにくいですか」と説明をお願いして構いません。

そのうえで、治療が必要か、補聴器を検討するか、次はいつ検査するかを聞きます。手持ちの道具を試した感想があれば、「良かった/悪かった」だけでなく、言葉のわかりやすさや疲れも伝えましょう。

参考:国立病院機構 災害医療センター:聴力検査

よくある質問

スマートフォンの聞こえチェックだけで診断できますか?

診断はできません。機器や周囲の音の条件が異なり、耳の状態も診察できないためです。困りごとがある場合は、結果にかかわらず耳鼻咽喉科で相談してください。

受診する前に、補聴器を買った方がよいですか?

まず耳の状態を確認することをおすすめします。治療できる原因の有無や、補聴器の必要性・適合を相談してから購入を検討できます。

参考:日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会:補聴器のやさしい解説

「数値はいくつ?」に加えて、「暮らしではどう対応する?」を聞きましょう。

気になる変化は、耳鼻咽喉科で相談できます。

いつから、どの耳に、どんな変化があるかを伝えてください。

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